身長139センチの営業マン 「唯一無二の個性 僕だからできる」 いじめや就職の壁乗り越え・・・プラス思考で営業成績トップに!
「こんにちは」 この日、海斗さんは、担当する福岡市東区にある取引先を訪れました。取り扱う電子機器の修理も海斗さんの仕事です。 取引先の人 「どうしたらいいですかねと、そしたらすぐ行きますみたいな。いついつ行きますと言うってくださるのですごく助かってます」 ■「歩行は困難」と言われた幼少時代 初めて靴を履いた時の喜び 今は営業マンとして活躍する海斗さんですが、幼い頃は医師から自力での歩行は困難だと言われていました。 山崎海斗さん 「いつかこの補装具と歩行器なしでみんなと同じ靴、おしゃれな靴履いて歩けるようになりたいなというのはありました」 度重なる手術と日々、リハビリに励んだことで、自力で歩けるようになった海斗さん。 山崎海斗さん 「初めて外で補装具を取って自分の新しい靴買って歩いたときは、うれしいというかほかの人と同じ靴履けたみたいな」 ■中学校で講演 海斗さんは、中学生の時にいじめられた体験などを教訓に、人権や障害への理解を広める活動を続けています。 山崎海斗さん 「中学校生活ってたった一回しかないんよ。たった3年じゃん。辛い思いするより楽しんだ方がいいと思うし、人の事悪く言うよりもみんなで認め合って楽しく生活していった方が絶対思い出になると思う。きょう120人くらいかなみんな集まってくれてるけどこの中で1人でもいじめを受ける人がでてほしくないし、いじめをする加害者にも絶対なってほしくないなと」 講演を聞いた生徒 「偏見とかで障がい者のことを悪く言うのはダメだなと思いました」 講演を聞いた生徒 「障害者のことであーだこーだ言うよりみんなで理解して生きていった方がいいと思った」 ■同じ障害のある小学生に伝えたこと この日、海斗さんが訪ねたのは、同じ障害がある小学4年生の小山大喜くんです。 大喜くんは、背骨が曲がる側弯症の手術を来年6月に控えています。 同じ経験を持つ海斗さんが自らの体験を伝えます。 山崎海斗さん 「側弯症の手術したら、してよかったなと思える日が来ると思う。してよかったなと思うもん」