児童が化石の発掘を体験 県博物館学芸員による出前授業 岐阜県高山市
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高山市の小学校で17日、県博物館の学芸員による出前授業が行われ、児童らが化石の発掘体験などを通じて古代生物について理解を深めました。 高山市の江名子小学校で開かれた出前授業には6年生児童32人が参加し、県博物館の学芸員、則武裕嗣さんが講師を務めました。 則武さんは、飛騨地域で発掘された恐竜などの化石を例に挙げながら、化石の形や周辺の足跡を照らし合わせて恐竜の種類を特定していることなど 発掘調査の方法を紹介しました。 続いて行われた発掘体験では、石こうを金づちとくぎを使って砕き、アンモナイトの化石が現われると、児童たちは歓声を上げて興味深そうに観察し、古代ロマンに思いをはせていました。 ※6年生女子児童 「恐竜の足跡や歯だけで、どの恐竜だと分かることがすごく面白かったです」 ※6年生男子児童 「将来、アンモナイトなどを掘る化石の仕事をしてみたいと思いました」