【みきママさん(44)】受験を経て大学生活を謳歌中「子どもたちが応援してくれたので負けられなかった」|STORY
子どもたちに応援されながらの大学受験だったので「負けられない」と感じていました
ーー2022年に大学に入学されていますが、多忙ななか新たなことに挑戦された経緯を教えてください 料理研究家の活動をしていると、料理と栄養の話はどうしても切り離すことができないものだということがわかり、今後の活動のためにも、栄養管理士の資格を取りたいと思うようになりました。資格がないと栄養の話を公の場ですることができないんです。とはいえ、料理家として忙しい日々を送っていたので、元夫からは「今通わなくても…」と反対されていましたね。それでも、資格があれば仕事の幅も広がってやりたいことがもっとできると思ったし、子どもたちが大きくなってきて少し余裕も出てきたので、諦められず、当時高校2年生の長男に話したら「いいじゃん、俺勉強教えるよ!」と背中を押してもらったので、受験を決意しました。 受験を決断してから試験まではもう半年しかなかったので、それからは本当に大変で…。私は元々文系だったのですが、料理って突き詰めると「化学」の話になるので、受験科目には生物に加えて、化学があるんです。理系科目は本当にイチからの勉強で、家庭教師のトライのYouTubeを視聴したり、手当たり次第に参考書の問題を解きました。長男には英語を教えてもらったり「ご飯食べさせてあげるから!」と息子たちの同級生を家に呼んで、小論文の添削をしてもらったこともありましたね(笑)。 現役の高校生と同じ英文や長文も解かないといけないので、受験勉強はものすごく大変でしたが、振り返ると楽しかったです。昔は親に「勉強しなさい」って言われて嫌々やっていたのですが、今回は自分で受験を決断して、自分のお金で、自分の明確な目的のためだったので、力が入りましたね。子ども達の応援もとても力になりました。子どもに応援されたから「負けられない!」と馬力が出せた気がします。 無事合格し、2022年4月から東京家政学院大学に通い、日々勉学に追われています(笑)。