秋田が41歳DF加賀健一の退団発表「J3優勝、J2昇格と素晴らしい経験をさせていただきました」
ブラウブリッツ秋田は10日、DF加賀健一(41)の契約満了を発表した。 加賀は秋田県出身で、2002年に秋田商業高校からジュビロ磐田に入団。その後はコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)、FC東京、浦和レッズ、モンテディオ山形でプレーした。 2020年に地元の秋田へ完全移籍。5年目の今シーズンは明治安田J2リーグで1試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で1試合に出場した。 在籍5年間では、J2で通算31試合1得点を記録し、J3で11試合に出場。ルヴァンカップで2試合、天皇杯で3試合の成績を残した。 秋田退団が決まった加賀は、クラブを通じてコメントしている。 「ファン、サポーターの皆様、今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。リリースの通り、クラブの方から10月下旬に今シーズン限りで契約満了と伝えられ、今シーズン限りでクラブを離れることになりました」 「秋田で生まれ、秋田で育ち、天王サッカースポーツ少年団、天王中学校サッカー部、秋田商業高校サッカー部、そしてブラウブリッツ秋田で36歳から5年間もプレーさせていただき、本当に感謝しております。秋田ではJ3優勝、J2昇格と素晴らしい経験をさせていただきました」 「大きなケガもあり、なかなか自分の思い通りにプレーできる時間が少なく、皆様の期待に応える事ができず、大変申し訳なく、自分自身情けなく思います。そんな中、素晴らしいチームメイトに巡り逢えた事で、自分は最年長でありながら、5年間サッカーだけに集中し、自分のために時間を使わせていただけた事に感謝しております。みんなありがとう」 「秋田のファン、サポーターの方々を含め、札幌、山形、埼玉、東京、静岡の方々が、自分が試合に出場するか明確ではない状況の中、遠い秋田まで応援に駆けつけていただいた事に本当に感謝申し上げます。自分がクラブに何かを残せたかはわかりませんが、クラブの歴史の一部になれた事を誇りに思います」 「最後になりますが、近い将来ブラウブリッツ秋田がJ1へ昇格する事、そしてプロサッカー選手を目指している秋田の子ども達の中から、一人でも多くの子が、将来ブラウブリッツ秋田の選手として活躍する事を心より願っております。5年間応援していただき本当にありがとうございました」
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