シェルターとストーブを軸に構築! 日々の疲れは“おこもり冬キャン”で癒やす!【傑作&大本命モノ決定版】
寒い時期に外で過ごす“冬キャンプ”。暑くなく虫もおらず、焚き火の炎が心地良い冬こそがキャンプのベストシーズンだと感じている人も多い。 【全ての写真を見る】 あまり体を動かさない冬キャンプは、防寒対策が必須。ダウン系ウエアなど蓄熱性が高いアイテムは用意しておきたい。その上で、あると快適さが段違いとなるのが暖かい場所。いるだけで幸せな気持ちになる空間は、非日常感をより強くしてくれる。 そんな暖かいスペース作りの軸として考えたいのがシェルターとストーブだ。フロアレスで大きな空間を作れるシェルターの内部に対流型の灯油ストーブを置き、周りにチェアを並べれば、あっという間にアウトドアリビングが完成。そうそう、安全のために一酸化炭素チェッカーと換気はお忘れなく。 シェルター×石油ストーブの利点はラクなことに尽きる。シンプル構造のシェルターは設営や撤収の手間が少ない。就寝スペースはインナーテントを吊り下げるか、コットを使えばいい。 冬だから虫を気にする必要もない。石油ストーブは言わずもがな置くだけだ。暖かさでいえば薪ストーブなのだが、手間がかかるのが難点になる。到着し、サッと設営を済ませたら、焚き火を眺めてのんびり過ごす。日が暮れて寒くなったらシェルター内に移動して料理しつつお酒を楽しむ。そんなゆっくり流れる時間が、日々の疲れを癒やしてくれるのだ。 教えた人:&GPアウトドア担当 円道秀和 モノ系Webマガジン「&GP」のアウトドア担当。キャンプは暑くなく虫のいない10~3月にコーヒーを楽しむのが基本。設営&撤収が簡単かつカッコいいギア収集に余念がない
<大本命>ふたりでのんびり過ごせるオールインワンシェルター
スノーピーク「ゼイズ Pro.」(24万2000円) 【リビング側は3方向を開放できて通気性もいいので、夏も活躍してくれます。デュオキャンプに最適です】(円道) ロースタイルで大人ふたりが余裕で過ごせる空間を作り出せる2ルームシェルター。付属のインナーテントを取り付けても、3×3m超のリビングスペースを確保できる。設営も簡単だ。設営サイズはW485×H180×D355cm、重さ11.8kg。