1年に2度順位予想のプロ野球異例シーズンに評論家達が「順位予想が難しい」と悲鳴?!
横浜DeNAの評価が高い。外国人3人を並べ得点力が期待される打線に計算の立つ今永、浜口の先発両左腕、中継ぎ、抑えの安定感を買ったものだ。ただ先発陣には新外国人のピープルズと、ドラフト2位の坂本の2人が起用される予定で、ここは未知の部分。 さらに掛布氏は「6連戦主体のタイトな日程ですから投手起用や選手の休ませ方などベンチワークがこれまで以上にペナントレースを左右するシーズンになるでしょう。そうなると巨人を優勝候補から外せなくなります」と予想を立てた。 阪神、ダイエー(現ソフトバンク)、ヤクルトの3球団でプレー、現在、福岡で評論家活動をしている池田親興氏は、3月の時点での順位予想を変える考えだという。 「難しいね。練習試合は見てきたけど春先に比べて選手のコンディションも違ってきているし、監督やコーチを直接取材できないので、意図や本当のチーム事情も把握しきれていないから、正直、順位予想は”わかりません”だよ。ただ明らかに調整不足のチームもあるし、逆に再評価したいと思わせるチームも出てきた。春の時点とは順位予想は変えたい」 池田氏は、3月の開幕前の時点では、パは1位・ソフトバンク、2位・西武、3位・楽天、4位・ロッテ、5位・オリックス、6位・日ハム。セは1位・阪神、2位・広島、3位・横浜DeNA、4位・巨人、5位・ヤクルト、6位・中日の順位予想を立てていた。 「パから言えば、オリックスを再評価したい。5位予想としていたが、Aクラスに入ってくる可能性もあるのではないか。山岡、山本はパでも屈指の2枚看板。貯金ができる。さらに今年は、捕手若月から二塁の大城、ショートの安達、センターの後藤とセンターラインが固まって守れることも強みだし、新外国人のロドリゲスが使えそうでメジャー実績のあるジョーンズ、吉田と揃った打線も悪くない。T-岡田の1番起用については疑問があるが、今年のパは、楽天とオリックスが旋風を巻き起こすかも」