怪力で204センチをつり出し 33歳錦木、4連勝に上機嫌
大相撲九州場所6日目で17日、身長204センチの大器がふわりと浮く光景に観客は大いに沸いた。33歳の錦木が22歳の初顔、北青鵬を怪力でつり出した。 右へずれて立った相手にもろ差しを果たし、足を進める。粘り腰に攻めあぐね、左から振って土俵中央へ。相手が肩越しの左上手をつかんだ瞬間、勝負に出た。まわしを引き付けて豪快につり上げ、土俵から出した。 錦木は連敗スタートから4連勝。北青鵬とは場所前に稽古したそうで「感覚はあった。つってしまえばこっちのもの」と上機嫌だった。反対に北青鵬は4連敗。「全く駄目。上手を取れたけど、腹に乗せられたら利かない」と残念がった。