中野・織田学園で「針供養祭」 着物女子らが巨大豆腐に献針、針ねぎらう
織田きもの専門学校と織田ファッション専門学校が合同で12月6日、織田学園第8校舎(中野区中野5)地下ホールで「針供養祭」を行った。(中野経済新聞) 【写真】(関連フォト)中野氷川神社の中田宮司による神事の様子 学校法人織田学園が運営する両校。同祭は、普段から裁縫道具に針を使う両校の恒例行事で、着物や洋服を縫う際に変形した針の労をねぎらう。毎年12月8日に実施しているが、今年は日曜日に当たるため休校日を避けた形で金曜日の実施となった。 当日は、鈴木貴子理事長によるあいさつの後、9時45分ごろから会場の特設祭壇に供えた神酒と海の幸、山の幸、果物の前で、中野氷川神社(東中野1)の中田宮司が神事を執り行った。 宮司が玉串を奉納した後、両校の校長や教員・職員、着物姿や洋服の生徒約150人が、数人のグループで祭壇に上がり、一般的な豆腐30丁分の特注の巨大豆腐2丁に各自持ち寄った針を刺して「針供養」を行い、針をねぎらった。祭壇から下りた参列者は、グループごとに針供養塔に一礼。およそ1時間で供養を終えた。
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