最後のUSオープンを戦い終えたシュワルツマンが観客と涙の別れ「数々の特別な瞬間があった」 [テニス]
最後のUSオープンを戦い終えたシュワルツマンが観客と涙の別れ「数々の特別な瞬間があった」 [テニス]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がガエル・モンフィス(フランス)に7-6(2) 2-6 2-6 1-6で敗れ、大会に別れを告げた。 ~試合後に行われたシュワルツマン選手のオンコートインタビューの様子はこちら~ 元世界ランク8位のシュワルツマンは244位まで落としており、今大会には予選から参戦して3試合を勝ち抜き11回目の本戦入りを決めていた。32歳のシュワルツマンは今年がツアーにフル参戦する最後のシーズンになると発表しており、来年のブエノスアイレスで現役生活を終える予定になっている。 試合後には2017年と19年に8強入りした実績を持つシュワルツマンの功績を称えてスクリーンに過去の映像が流され、敗者のオンコートインタビューが行われた。 「スクリーンで観たように、数々の特別な瞬間があった。グランドスラムの舞台であるここUSオープンで11回連続プレーした。僕はよくやったと思う」とシュワルツマンは涙ながらに語った。 「今日だけでなくこれ以前にも、ラテンアメリカの人々を含むアメリカの観客たちは素晴らしかった。どうして僕が毎年こんなに応援してもらえたのか、自分がそれに値するのかわからない。でも僕がここでプレーしたすべての時間に心から感謝している」 この試合で勝者となったモンフィスは次のラウンドで、予選勝者のブ・ユンチャオケテ(中国)を7-6(2) 6-2 6-2で破って勝ち上がった第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。
テニスマガジン編集部