スーパーGT第6戦SUGOに向けた参加条件でGT3の4車種の燃料給油リストリクター数値が変更に
9月6日付けで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、9月21~22日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される第6戦『SUGO GT 300km RACE』に向けた参加条件を発表したが、GT300クラスではGTA-GT300規定車両の最低地上高の変更に加え、大きな変化としてGT3規定車両の給油リストリクターの変更が挙げられる。 スーパーGT GT300クラスにおける参加条件は、GT3規定車両の場合、SROモータースポーツ・グループとの協定により、SROがコースタイプに従い設定した性能調整が採用され、GTA-GT300規定車両、GT300マザーシャシーはGT3と均衡した性能調整が施される。 第6戦SUGOに向けた参加条件は9月6日付けで発表されたが、GTA-GT300規定車両の最低地上高のスペーサーが15mmから18mmに変更されるなど変化が加えられているが、GT3でも近年あまりなかった変更が加えられているのが特徴だ。 今回、給油リストリクターの数値が変更されたのは4車種。ホンダNSX GT3(34mm→32mm)、アストンマーティン・バンテージAMR GT3(33mm→34mm)、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(31mm→29.4mm)、ニッサンGT-RニスモGT3(33mm→31.5mm)という数値で、ホンダNSX GT3、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2、ニッサンGT-RニスモGT3は数字が小さくなっている。 GT3規定車両は、もともと他シリーズで活用されているように、ピットアウト~インの時間が決まっているレース向けに作られている。GT300での使用にあたり、給油スピードが速い車両、遅い車両などへの意見は参加者側からたびたび聞かれていたが、ここ数年変更がなかった今回の給油リストリクターの数値の変更がどうレースに影響を及ぼすか気になるところだ。 [オートスポーツweb 2024年09月09日]