ダウンスイングから加速する超ロースピンモデル タイトリスト「GT4」ドライバー
【シオさん】 もしかして、やさしさゼロですか? 【ミタさん】 そんなことはありません。ソールに配置されているSureFit CGウエートの重さを変えることによって460ccサイズに近い寛容性を実現できます。 【コウタロウ】 確かにソールを見ると前方と後方にウエート調整ができる場所がありますね。 【ミタさん】 そうです。標準は前方のウエートが11グラムで、後方が3グラムが装着されていますが、入れ替えれば慣性モーメントを大きくすることが可能です。 【シオさん】 かなり調整幅が広いドライバーとも言えますね。 【コウタロウ】 まずは、どのくらい手強いのか、打って確認しましょう。
HS50m/sなら300ヤード超え!でもHS40m/sだと…
【コウタロウ】 シリーズ内でも構えたときの顔が全然違う。430ccという数字よりも小さく見えます。でも、個人的にはすごく好きなサイズ。90年代のメタルウッドを知っている世代には好きな人がいると思います。 【ミタさん】 打った印象はどうですか? 【コウタロウ】 すごい飛びます。ボールスピードが71m/s以上出ていて、飛距離も300ヤードを超えていました。「GT2」「GT3」も初速性能は高かったですけど、トータルの飛距離は他より5ヤード以上飛んでいました。 【ミタさん】 いつもよりスピード感がありましたね。
【コウタロウ】 430ccのサイズは明らかに振りやすい。エアロダイナミクスの効果もあると思いますが、フルサイズのヘッドと比べても空気抵抗がより少なく感じられて、ダウンスイングから加速する感覚があります。 【ミタさん】 でも、やっぱり難しい? 【コウタロウ】 それが、意外とオフセンターヒットに強かった。もちろん、「GT2」ほど直進性が高いということはないですが、見た目ほど難しいドライバーではなかった。「TSシリーズ」の初代から年々やさしくなっていると思います。間違いなく昔の小型ヘッドはもっと難しかったら、それと比較すればだいぶやさしい。