【2024夏の甲子園】大阪桐蔭vs興南 強豪同士が激突/大会2日目の見どころ
7日に開幕した第106回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)。大会2日目は3試合が行われる予定。 【選手データ】平嶋桂知 プロフィール・寸評 ■第1試合 大阪桐蔭(大阪) - 興南(沖縄) 大阪桐蔭は2年ぶり13回目の出場。最速154kmのプロ注目右腕・平嶋桂知、センバツではランニングホームランを記録した俊足巧打の境亮陽だけでなく、森陽樹、徳丸快晴ら注目選手が目白押し。スター軍団の初戦に注目が集まる。 興南は2年ぶり14回目の出場。2010年には島袋洋奨(元ソフトバンク)や大城滉二(オリックス)らを擁し、春夏連覇を達成した沖縄の名門が6年ぶりの甲子園勝利を目指す。中心は最速149kmサウスポー田崎颯士。 ■第2試合 明豊(大分) - 小松大谷(石川) 明豊は4年連続10回目の出場。主なOBには今宮健太(ソフトバンク)がいる。史上初の大分大会4連覇を達成した絶対王者の強みは、U18代表候補の木村留偉、石田智能を擁する1試合平均8.8得点の攻撃力。 小松大谷は3年ぶり3回目の出場。主なOBには大谷輝龍(ロッテ)がいる。石川大会は5試合で5失点のみであり、高いレベルの投手陣と堅守が光る。悲願の甲子園初勝利を掴み、能登半島地震から立ち直ろうとする人々に勇気と希望を届けたい。 ■第3試合 京都国際(京都) - 札幌日大(南北海道) 京都国際は2年ぶり3回目の出場。主なOBには曽根海成(広島)がいる。春の近畿大会では天理、智弁和歌山といった強豪校を破って初優勝を達成し、激戦区・近畿の中でも年々実力をつけている。注目はセンバツでも登板したエース・中崎琉生。 札幌日大は夏の甲子園初出場。エース左腕・小熊梓龍は、直球と変化球を織り交ぜた巧みな投球術が売りのプロ注目投手。夏初出場の勢いを味方に甲子園初勝利を狙う。
週刊ベースボール