優勝パレードを終え、ドジャースタジアムに到着したドジャース・大谷と真美子夫人、デコピン

　2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースが1日（日本時間2日）、本拠のロサンゼルスで優勝パレードを実施した。43年ぶり12度目となったヤンキースとの東西名門対決を制しての凱旋。ロサンゼルスは熱狂に包まれた。 【写真】優勝トロフィーとデコピン（MLB公式インスタグラムから） 　パレードには大谷の真美子夫人、愛犬・デコピンも参加した。デコピンは背番号「17」のユニホームを身にまとい、選手や関係者の子供が頭をなでても騒がず、おりこうさんに控えている様子がSNSでも映し出された。また、球場では何度も「デコイ」コールが連呼され紹介されるなど、知らぬファンはいないほどの人気ぶりだった。 　大谷と真美子夫人は3号車に乗車。沿道を埋め尽くした数えきれないファンに、デコピンと“一緒”に手を振って応えた。また、ワールドシリーズMVPのフリーマンなど選手も笑顔でファンに応えた。 　前回Vの20年はコロナ禍で優勝パレードを行えなかっただけに、1988年以来36年ぶりの優勝パレードだった。ワールドチャンピオンに輝いた後、ロバーツ監督が「皆、パレードするぞー！」と歓喜したように、チームにとっても待ちわびた瞬間だ。 　球団の発表通り、パレードは市役所前のスプリング・ストリートにあるグロリア・モリーナ・グランド・パークで午前11時（日本時間2日午前3時）から開始。カレン・バス市長がパレードの開始を宣言し、パレードは1番街からグランド・アベニュー、5番街へと45分間のルートを進み、5番街とフラワー・ストリートの交差点まで、約1.6キロの行程となった。 　ドジャースタジアムでもパレード中継が行われ、その後球場内では特別イベントが行われる。