厳しい暑さ長引く 「高温に関する早期天候情報」も 気象庁1か月予報
気象庁は15日(木)、向こう1か月(8/17~9/16)の天候の見通しを発表した。引き続き、暖かい空気に覆われやすいため、気温は全国的に高い見込み。とくに月末にかけては、気温がかなり高くなる所がありそうだ。
北日本では低気圧や湿った空気の影響を受けにくい時期があり、東・西日本では太平洋高気圧に覆われやすい時期がある見込み。このため、日照時間は北・東・西日本で平年並みか多くなりそうだ。
広い範囲に「高温に関する早期天候情報」
北海道のオホーツク海側と太平洋側、東北の太平洋側は、23日(金ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高い見込み。関東から西の各地はこの先も気温が高く、内陸を中心に35℃以上の猛暑日となる所がありそうだ。引き続き、熱中症対策を行い、農作物や家畜の管理などに注意が必要となる。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。