「優勝以外は失敗だ」初の大舞台に立つ大谷翔平 米メディアがドジャースのWS制覇に見解「可能性は十分に高まる」
大谷翔平がメジャー7シーズン目にして、初めてのポストシーズンを迎える。 米国の地を踏んで以降、事あるごとに10月でのプレーを熱望し、世界一への思いも公言してきた。昨オフ、ドジャース移籍を決断した理由も、プレーオフを勝ち上がり、ワールドシリーズ制覇実現のためであると語っている。 【動画】シーズン最終戦で「54‐59」達成!大谷翔平が59盗塁を決めたシーン ドジャース加入1年目の今季、指名打者として「54本塁打・59盗塁」という新たな記録を樹立。さらに本塁打、打点の打撃タイトル2冠にも輝いた。右肘手術からの“リハビリ”のシーズンながらも打者としての驚異的なパフォーマンスがシーズンを通して発揮されている。チームの原動力として躍進を支え、地区優勝にも貢献した「日本人スター」がいよいよ真の頂点を目指す戦いに臨むとあって、米国内における注目度も高まり続ける一方だ。 スポーツメディア『CLUTCH POINTS』でも、「ついに野球ファンは、プレーオフのオオタニを目撃することになる。そして、ドジャースの計画がうまくいけば、スポーツ界はMLB最大の舞台で彼を見る機会を得られるだろう」として、期待の声を上げている。 さらに、「オオタニの実力を考えれば、どれだけ活躍するかを予想するのは困難だ。誰も想像できない新記録を打ち立ててきているからだ。指名打者の選手がシーズン中に50本塁打と50盗塁を達成できるなんて、一体誰が考えただろうか?」と大谷の残してきた功績を強調。 その上で同メディアは、この先の戦いを見据え、「もちろん、ドジャースにとってのポストシーズンは、ワールドシリーズ優勝以外は失敗だ」と前置きしながらも、「オオタニが優勝に向けて何をする必要があるかはまだ不明だが、彼がMVPとしてのプレーをすればその可能性は十分に高まるだろう」などと見通している。 またトピックでは、MLBプレーオフを「常にエキサイティングで予測不可能」と表現し、さらに「世代を超えてファンに記憶される信じられない瞬間が生まれる」と綴っている。その夢の舞台に初めて立つことになる大谷は間違いなく、誰よりも注目を浴びる存在となるはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]