「ネスレ サステナビリティ プログラム」第1回ベストプラクティス大賞表彰式を開催、中高生の優れた取り組みを表彰/ネスレ日本
▽沖縄県立北部農林高等学校(沖縄県)
同校は、「ネスカフェ サステナビリティ プログラム」の題材でも取り上げている沖縄県の農業問題、地域課題に対し、コーヒーで新たな産業をつくるチャレンジ(「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」)の一環として、コーヒーに関する独自の研究に発展した探究活動に取り組んでいる。生徒は、「先輩たちが取り組んできた“ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト”やアップサイクルの活動を受け継ぎ、沖縄に広めたいです」と話した。 ネスレ日本コーポレートアフェアーズ統括部長の嘉納未來さんは、以下のように話す。 「当社は、より良い社会づくりに貢献する活動として、2011年から学校の先生や生徒と連携した取り組みを開始しました。当初は運動と栄養を学ぶ『ネスレヘルシーキッズプログラム』として展開し、2021年からは学校訪問型の活動を始めたものの人数が限られていたので、2023年から、ついにデジタル教材を提供する『ネスレ サステナビリティプログラム』へ進化しました」 「今後も学校や生徒のみなさんのニーズに応じて内容を改良し、ベストプラクティス賞を通じて事例を学びながら、プログラムの発展に努めていきます」。 今回の審査に携わったネスレ日本サステナビリティ&ステークホルダーリレーションズ室長の山口恵佑さんは、「日本全国からたくさんの応募をいただき、厳正な審査で大賞と特別賞を選考した。プログラムを通して先生方がどのような工夫をされて、生徒の皆さんがどのような取り組みや気持ちの変容があったのかを知りたいと考えた」と背景を語った。 同プログラムを通じ、持続的な社会の実現に向けて、企業の事例を学びながら身近な課題を考えるきっかけを体験する中高生が増えることが期待される。
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