日本被団協にノーベル平和賞 被爆地から喜びの声も…世界では核の脅威と戦闘続く
今まさに世界で高まる、核の脅威。 ウクライナと戦闘を続けるロシアは、核兵器を使用する可能性をちらつかせ、北朝鮮は核開発を続ける方針を示しています。 そして多くの民間人が犠牲になる戦闘は今も続いています。 イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラによる戦闘が続くレバノン。イスラエルは10日もレバノンの首都を攻撃し、レバノン保健省は、22人が死亡、117人がケガをしたと発表しました。
また、同じく戦闘が続くパレスチナ自治区・ガザ地区では、避難所となっていた学校がイスラエル軍の空爆を受け、少なくとも28人が亡くなりました。 避難していた住民 「ここにいる私たちは全員民間人で、学校に避難しているんです。どうしたらいいというのですか?」 さらにウクライナとロシアの戦闘も終わりが見えていません。 ロイター通信によると、こうした世界情勢を受け「平和賞授与を見送るべきだ」との声も上がっていたという今年のノーベル平和賞。授賞式は今年12月、ノルウェーのオスロで行われます。 (10月11日放送『news zero』より)