小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!
〈ザ・リッツ・カールトン東京〉の45階に、2024年1月29日にオープンした〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ(Héritage by Kei Kobayashi)〉。伝統的な正統派フランス料理を現代風にアップデートしたコース料理が、高層階からの眺めとともに楽しめる。
〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉は、料理の監修だけではなく、食材や器、空間演出に至るまで店舗全体の監修を、パリで活躍する、フレンチミシュラン3つ星の小林 圭シェフが手掛けた東京初の店舗。 店名にある“Héritage”(仏語で遺産、継承の意)には、世界に通じる料理としてフランス人が創り出した“遺産=フランス料理”を次の世代へ繋ぐ者として、人々にフランス料理に興味を持っていただくきっかけの場になればという小林さんの思いが込められている。 料理長の村島輝樹さんは2023年8月から小林さんとタッグを組み、伝統的な正統派フランス料理を現代風にアップデートしながら次世代へ継承させるべく、小林さんが演出する料理の世界観を表現する。
ランチとディナーのコース料理は、季節や食材によって料理の内容も日々変わる。取材時のディナーコース(5皿)より数品と、ペアリングのワインをいくつか紹介していこう。なお、“ワインペアリング4種”(1万4000円)の内容も、当日の料理、そして天候などによって内容が変わる。ソムリエに好みを伝えれば、それも加味して提案してくれる。 まず、乾杯のシャンパーニュは数種の中から“R&L ルグラ ブランドブラン グラン クリュ(NV R&L Legras Blanc de Blancs Grand Cru)”(4000円/グラス)をセレクト。マグナムボトルから注がれる繊細な泡を眺めてから、彼女と乾杯。千葉・銚子産の蛤の香草パン粉焼きや、ワサビのシャーベットなど、初夏を感じさせる3種のアミューズとぴったりだ。 ちなみに、プリントされたメニューはない。スタッフが料理を運んでくれるたびに、食材や調理法、料理に秘められた思いなどを伝えてくれる。