リア・リプリーは両目を保護するフェースガードを装着して電撃復帰（ⓒWWＥ）

　WWEの〝最恐女子〟リア・リプリー（28）が、フェースガード装着で驚きの復帰を果たした。 　カリスマ人気を誇る元女子世界王者は、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」を離脱して、現王者のリブ・モーガンと大抗争を展開してきた。10月29日放送の第3ブランド・NXTでは、リブ＆ラケル・ロドリゲスに駐車場で襲われ重傷を負った。これを受けWWEはリアが右眼窩を骨折したと発表したため、長期にわたって戦線を離脱するとみられていた。 　ところが、18日（日本時間19日）のロウ（ミシガン州グランドラピッズ）で電撃復帰。PLE「サバイバーシリーズ：ウォーゲームス」（30日＝12月1日、カナダ・バンクーバー）の軍団対抗戦・女子ウォーゲームスへ向け、両軍の緊迫感が高まる中で、イヨ・スカイ＆ビアンカ・ベレア＆ジェイド＆ナオミに5人目のメンバーとして加わった。 　眼窩骨折の重傷を負っているだけに、顔面には透明のフェースガードを装着して登場。怨敵リブに両目を保護する硬質のマスクをしたままヘッドバットをぶちかまし、場外で実況席、バリケードに叩きつけた。さらにはイヨらと並んでリブ、ラケルら悪女5人を挑発した。 　これにより「サバイバーシリーズ」で、イヨ＆ビアンカ＆ジェイド＆ナオミ＆リアvsリブ＆ナイア・ジャックス＆ステファニー・ストラットン＆ラケル＆キャンディス・レラエの、5対5女子ウォーゲームスが正式決定。何とリアは眼窩骨折と発表されてから、わずか1か月余りで試合に復帰することになった。 　これには、欧米のスポーツを扱う国際メディア「スポーツキーダ」も「リプリーの復帰は、多くの人が彼女は年内を欠場すると予想していただけに、確かに大きな驚きだ」と伝えており、世界中のWWEユニバース（ファン）に衝撃を与えた。 　手負いのカリスマが〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟イヨとの初コンビで、どんなファイトを見せるのか。大きな話題となりそうだ。 　この日のロウは「ABEMA」にて放送された。