ヴィッセル主将の山口、実戦復帰へ意欲 練習に合流「予定より状態良い」 連覇へ残り3試合
J1リーグで首位に浮上した神戸の公開練習が7日、神戸市西区のいぶきの森球技場であり、8月下旬に左膝負傷で離脱した主将の山口蛍(34)が姿を見せた。全体練習に今月合流。「今季の最後に戻ってこられる確信があった。まだまだJ1の舞台でできる自信がある」と力強かった。 【写真】天皇杯、ヴィッセル神戸が5大会ぶり決勝進出 左膝半月板と左大腿(だいたい)骨を損傷して手術。10月中旬から同球技場に入って走り始めた。現在は試合感覚を思い出そうとプレーしているといい「予定より状態は良く、9割ぐらいは大丈夫。長いリハビリを終えて戻れたので、気負いすぎずにやりたい」と語った。 神戸は直近10戦を8勝1分け1敗と好調で、半年ぶりに首位に浮上。「昨年と異なり、メンバーを変えても勝ち点を取りこぼさない、いいチームになってきた」とうなずく。連覇へ残り3試合。「チームがぶれることは何もなく、今やっていることを続ければいい」と自信を見せた。(井川朋宏)