B.LEAGUE U18最強は!? 11.29、年に1度のビッグタイトルが開幕【バスケ】
その北海道 U18にリベンジを誓うのが、名古屋D U18。今大会では右上のシードに収まった。「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP」では過去3年準優勝、「B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE」では過去2年準優勝と北海道 U18に苦杯を喫してきた。今シーズンは「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2024西地区」で7戦全勝。「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」では1位(7勝1敗)、さらに「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」初戦では同地区のFE名古屋 U18に73-53と快勝と好調だ。 注目は、プルアップジャンパーを武器とする司令塔の#7今西優斗(高校3年生/PG/180cm)とコンスタントにダブルダブルを期待できる#2若野瑛太(高校2年生/SF・PF/186cm)。共にユース育成特別枠でB1出場を経験しており、今季も10月12日の川崎戦で同時出場を果たした。昨年度から戦力となっている#14川邉蒼侑(高校2年生/SG・SF/172cm)や#9春田結斗(高校2年生/PG・SG/164cm)、#6小川莞大(高校2年生/ PG・SG/177cm)の成長も感じられ、「40分間、強度を落とさない」という大西順HCが目指す質の高いバスケを展開できるはずだ。 残る2つの四つ角には、前回大会で3位となった琉球 U18、同4位となった仙台 U18が入った。そのほか「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」で連勝スタートを切ったSR渋谷 U18、千葉J U18も楽しみなチームとなる。
B1、B2の舞台を踏んだスター候補ズラリ
前述の選手を含めて注目したい選手は数多くいる。ユース育成特別枠でトップチームへの帯同を経験した選手は、特にチェックしたい。まず千葉J U18の#00関谷間(高校3年生/SG/184cm)は、何度となくトップチームでの出場経験があり、第18回「スラムダンク奨学金」の奨学生に選出されるなど個人として非常に高い能力を持つ。そして琉球 U18の#77佐取龍之介(高校3年生/SF/188cm)、仙台 U18でB1最年少出場記録 (16歳3ヶ月17日)を持つ#96阿部真冴橙(高校2年生/SG/181cm)も興味深い。また昨季、中学3年生でB3に出場を果たした鹿児島レブナイズ U18(現B2)の#22加賀谷ジェームス洸太朗(高校1年生/SG・SF/184cm)も気になる選手である。