【株主優待】家計の助けに!ペットボトル1箱、ドンキで使えるmajicaなど、食費節約できる優待がある銘柄5選
◆12月に権利確定の「株主優待」 株主優待を利用することで、家計の節約ができるなら、これほどよいことはないはずです。もちろん、リスクがある金融資産なので余裕資金で投資を行うことはもちろんですが、一歩踏み出してみることも大切ではないでしょうか。 「株主優待」の権利を取得することで、食品や優待券などの「株主優待」が家に届くので、たとえば優待券にしても「このお店に行って使ってみよう」と外出するきっかけにもなります。筆者のモットーとしては、「株主優待を使って節約をしながらも生活を楽しみたい」ので、使いやすい株主優待を残して保有株の組み換えなども行っています。 注意点は、12月に権利を迎えるキリンホールディングスでは、1年以上の継続保有条件があるため、直前に買っても株主優待は届かないこと(配当金は受け取れます)。株主優待銘柄にも、こういった“修行(※株主番号を変えずに長期保有すること)”が必要な銘柄が増えてきました。 12月権利の優待銘柄で注意しなくてはいけないのは他にもあり、高値掴み(※相場の高いところで買ってしまうこと)をしないよう気を配りたいところですが、逆に日経平均株価が急落した日など全体的に株価が下がっているタイミングで、チャートを見て「この株価なら買いたい!」と感じたら買うなどルールを決めておきましょう。このあたりは、日頃、スーパーの商品でお買い得商品が瞬時にわかる“主婦感覚”が生きてくるに違いありません。 生活費削減をしたいなら、利用しやすいお店を選ぶことも重要で、外食チェーン店の株を買うにしても、実際に家族でお店に行き、利用しやすいか、家族が喜ぶかなどは確認を。近くになくても帰省時や旅行時などに使えるかは考えておきたいところです。 〈「株主優待」とは?〉 ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。 〈「権利付最終日」とは?〉 権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。 つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。 例えば、2024年12月末の権利付最終日は12月26日、権利落ち日は12月27日です。そのため、12月末に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、12月26日までに株を買っておかなければなりません。
谷口久美子