【インターハイ】着実に力を付ける注目の大分・柳ヶ浦高校。守備を引っ張る外園兄弟やエースの八尋らが語る初戦の帝京長岡戦やベスト8への想い
人生を変える大会に
大分県宇佐市内にある柳ヶ浦高校からマイクロバスで30分ほど。同市山間部の院内町に整備された平成令和の森スポーツ公園に男子サッカー部員の声が響いていた。柳ヶ浦は、7月27日に開幕する令和6年度のインターハイ男子サッカー大会の大分県代表の座を勝ち取っており、大会に向けた準備を着々と進めていた。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! そんなサッカー部を取りまとめるのは有門寿監督。3年生の学年主任を務めながらチームを率いている。 「インターハイの目標はベスト8です。そのためにも初戦の帝京長岡戦を勝たないといけない。簡単ではないと思いますが、そのために準備してます」 そう口にしつつ、ピッチ脇で選手たちの練習を見守る有門監督は、時折特定の選手に「無理するなよ」と声がけしていた。聞くと、コンディションに問題を抱えている選手だとのこと。最終的に選手個人の判断を優先させつつも、いつでも練習を止められるような声がけだった。 有門監督の視線の先で実際に選手たちを指導していたのは山本隼斗コーチ。山本コーチは中津東高校在学中に3年連続で高校選手権に出場した経験を持つ。特筆すべきは、キャプテンとして出場した3年時の高校選手権93回大会において、1回戦で青森山田にPK戦で競り勝つ番狂わせを演じたひとりだということ。 「インターハイは人生がかかっている大会。進路を切り拓くためにも何がなんでも勝たせてあげたい。自分たちも青森山田に勝ってますし、チームがひとつになりまとまれば不可能でないことを証明できました。あの時の感動をこの子たちにも味わせてあげたいと思っています。帝京長岡は僕が高校1年生の選手権で負けた相手なので、リベンジできるように頑張ります!」 そう話す山本コーチと有門監督は、中津東時代には選手とコーチの立場でともに全国を戦った間柄でもある。そうした縁もあり、有門監督が柳ヶ浦の監督に就いた際に、山本さんにコーチの就任を要請。今に至っている。今年が6年目となる有門監督体制の柳ヶ浦は、昨季の第102回高校選手権で18年ぶりに大分県代表に返り咲き、同校2回目の出場を果たした。また今年2月に行なわれた令和5年度の新人戦でも優勝。直近の大分県内では無双状態が続いている。
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