43歳の岩田寛が2打差逆転でツアー7勝目 石川遼4位
◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(24日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7350yd(パー72)◇晴れ(観衆2990人) 【画像】元“天才少年”がホールインワン 43歳の岩田寛が6月「BMW 日本ツアー選手権」に続く今季2勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。6位から出て、7バーディ、3ボギーの「68 」で回り、通算14アンダーで2打差を逆転した。 通算13アンダー2位にプロ4年目の25歳・清水大成。3日目の7番(パー5)で「10」をたたきながら、この日は3位から出て「70」で回ったが、ツアー初優勝に1打及ばなかった。 トップタイから出たマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が通算12アンダー3位。 所属先の冠大会初優勝を目指していた石川遼は通算11アンダーの4位。3位から出て4バーディ、4ボギーの「72」でプレーした。 ヘンドリーとともにトップタイから出たソン・ヨンハン(韓国)は「74」と落とし、通算10アンダー7位で大会を終えた。 賞金王争いは、優勝賞金4000万円の最終戦「日本シリーズJTカップ」(11月28日開幕/東京よみうりCC)にもつれ込んだ。ランキングは1位の平田憲聖、2位の金谷拓実、3位の今平周吾に続き、岩田が4位に浮上。以下5位に木下稜介、6位に石川と続き、戴冠の可能性があるのは石川までの6人となった。平田と金谷は約289万円の僅差だが、今平、岩田、木下、石川は最終戦優勝が不可欠になる。 <上位成績> 優勝/-14/岩田寛 2/-13/清水大成 3/-12/マイケル・ヘンドリー 4T/-11/永野竜太郎、大堀裕次郎、石川遼 7T/-10/竹安俊也、金子駆大、今平周吾