2025年「賃上げ」「育休促進」どうなる?東海地方の経営トップに聞く経済成長の「カギ」
“賃上げ”“育休促進”はどうなる?
「給料はどこの会社の人も上げてほしいと思っているんじゃないか。みんな苦しい。私も感じているので、そこは改善してほしい」(会社員30代) 去年は、大手企業の春闘の平均賃上げ率は5%を超えましたが、中小企業では賃上げが追い付かないところも。 これに対して直近の物価上昇率は2%上回って推移し、暮らしに欠かせない食品などの値上がりが続いています。注目される今年の賃上げはーー 「実質賃金がどこまで上がっていくかが非常に重要であり、そういった形のものが、求められてくるだろう」(東海東京証券 北川尚子社長) 続いてはーー 「夫が育休をとった。2人目3人目が生まれ、夫が育休を何回とっても、昇給がちゃんとできるか」(フリーランス 動画クリエイター 30代) 「男性の育休が取りやすい環境づくり」。9割近くが男性従業員の製造業トップは? 「育休取得率が9割超えているし、2カ月ぐらいとる男性が結構いる。育休に関しては、かなり自慢できる。重要なのは上司の理解と、自ら家事をすること」(日本ガイシ 小林茂社長)
トップらのプライベートに関する質問も
こんな質問もありました。 「プライベートは何をしているんだろう。本当にオフの時はどういう生活を?」(福祉関係 20代) 「家族と過ごすことに時間を費やしている。オンオフを切り替えて、仕事のメールを見たりしないよう過ごしているが、なかなかまだうまくいっていない。努力中です」(日本航空 岩見麻里中部支社長) トップが見据える、2025年の東海経済はーー 「ヘビ年だから、皮を脱いでいく。脱ぎ続ける、自己革新を続ける、常にチャレンジ」(中部経済連合会 水野明久会長)