エルメスパトロール?高級ブランドに魅せられる人たち「担当のいない店で『日本に在庫はない』と言われたが担当のいる店では『ある』と…」マウントと批判の声も?
■ブランド品を使ってマウントって何?
一方で「ブランドマウント」に嫌悪感を抱く人たちも多い。X上では「SNSでブランド品を買ったアピールする人はうざい」「わざわざ学校にブランド品を着てくる必要ない」「聞いてもいないのに、値段を言う必要があるのか」などの反応がある。 実際にマウントを取られたももさんは、腕時計やブレスレットを買ったと言われて嫌な思いをした。「中身がない、だからブランド品で固めて、自分の価値を上げようとしているのかなと思った」。 あやかさんも実は、マウントを取ることがある。「仕事で上司から理不尽なことを言われたとき、強く言い返せないから、次の日に全身ディオールで固める。カメラを使わないのに、CHANELのカメラバックを持って出勤して、見た目から『お前よりも勝っている』と証明することはある」そうだ。とはいえ、誰にでも取るわけではない。「本当に嫌いな人にはマウントを取るが、知らない人や友達に言う気は一切なく、私に害を与えた人にだけマウントを取りたい」と、使いどころも考えている。
■50万円のバッグが4倍の200万円に!?“資産”にもなるブランド品
最近では「資産形成」の目的で購入する人たちも増えている。ひろゆき氏は「きちんとした高級ブランド品は、ほぼ必ず値上がりする」と解説する。「販売個数を制限し、もし『この客は転売している』とバレると、次から回ってこなくなる。市場形成がされているため、ブランド品を定期的に買う人は、長期的にはさほど損しない」という見解だ。 資産として考えた場合には、「ハイブランドと“ハイブランド風”」で価値はわかれる。「『かわいいから』と混同している人もいるが、中古市場では全然違う。なるべく資産になるタイプのブランドを気に入った方が得だ」と述べた。 あやかさんも、資産価値は気にしている。「レア商品は、普通は出回らないため、探している人も多く、数十年後には値上がりするかもしれない。CHANELの『うきわバッグ』もピンクはレアで、ホームページには黒と赤しか載っていない。50万円だったのが、オークションでは200万円と、倍以上になっている。あまり売りたくないが、資産形成の意味合いも少しはある」と語っていた。 (『ABEMA Prime』より)