神戸親和大に「おもちゃ活用力開発コース」 25年度から、副専攻制度導入で
神戸親和大学(神戸市)は、2025年度から新たに副専攻制度を導入し、「おもちゃ活用力開発コース」を開設すると発表した。おもちゃに関するテーマパーク「おもちゃ王国」(岡山県玉野市)と連携してプログラムをつくるという。 同大学では在籍する学科(主専攻)に加え、25年度から学生が関心を持つ分野を「副専攻」として5コース新設し「第2の強みを育む」としている。 コースの内容は、おもちゃ王国でのインターンシップや、専門家・実践家による教育的価値のレクチャー、テーマパークの運営といった大学と現場をつなぐ学びで「実践的な力を身につけることができるのが特徴」としている。 同大学は「おもちゃは、親子、先生と子ども、社会と子どもをつなぐコミュニケーションでもあり、古くから子育てや教育の中で、子どもの成長を内側から引き出す教材として大切にされてきた」と指摘している。 神戸親和大は、幼稚園教諭、保育士、小・中学校教諭などの人材育成に力を入れているといい「子育てや学校教育の専門家としておもちゃを開発し、生かすことのできる人材を育てることは日本で初めてではないか」としている。