陸上日本選手権が開幕 田中希実は1500m予選で好スタート「決勝のつもりで走った」
パリ五輪の最終選考会を兼ねた陸上の日本選手権が27日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われ、女子1500m予選では田中希実が4分8秒16のタイムで決勝進出を決めた。田中はすでに女子5000mでパリ五輪への切符をつかんでおり、2大会連続2種目での出場を狙っている。 現地情報を伝える、LINEオープンチャット「スポナビ 現地取材情報」では、レース後の田中のコメントを掲載。 ――レースを振り返って。 今日はアップの段階で(1周)63秒でもちょっときついっていうような状態だった。だからこそ序盤は無理せずに行ったお陰で、他の選手と走るからこそのプラスアルファの力が出たかなと思う。今回は(決勝進出条件が)着順だけなので、タイムっていうのは特に意識はしていなかった。ただ、自分の中でも自負は持ちたいっていうところで後半だけでも上げたらタイムがそこに(良い記録に)落ち着いたっていうのは良かったかなと思う。 ――良いタイムにまとめられたことについて自身の評価は? これくらいのタイムだったことを考えると今日は大分良かったと思う。ただ、今日は予選でも落ちるかもしれないっていうぐらい緊張していて、決勝のつもりで走った。でも、その気持ちの持って行き方っていうのが日本選手権で難しい部分もあって慎重に準備をしたので、だからこそタイムが良かったと思っている。 LINEオープンチャット「スポナビ 現地取材情報」では、試合会場の情報、試合後の選手コメントなどを掲載している。
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