「いつまでバックアッパーを…」 リバプールMF遠藤航、退団の可能性を現地メディアが分析。「認めた方がいい」【海外の反応】
リバプールのサッカー日本代表MF遠藤航は、今季就任したアルネ・スロット監督の下、序列を落としている。そのため、イギリスメディア『Rousing The Kop』は現地時間25日、2025年中にクラブを去る可能性があるリバプールの選手3人に遠藤をあげている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 31歳の遠藤は、今季プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)での先発はゼロ。ピッチに立ったとしても終盤からの投入が続いており、プレミアと欧州CL合わせてのプレータイムは、22分に留まっている。一方で、3試合連続でスタメン入りしているEFLカップでは、質の高いプレーを披露。準々決勝のサウサンプトン戦では、偽CBとしてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるほどの活躍を見せ、スロット監督も試合後に称賛していた。 同メディアは、それでも依然として難しい状況にある遠藤を、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーとウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスとともに、退団する見込みのある選手の一人として、ピックアップしている。記事では、「どのリバプールファンも日本代表選手が、これまで見事に要求に応えてきたことを否定できない。彼はピッチ上でプロフェッショナルな態度で黙々と役割を果たしてきた」と記し、これまでの遠藤のプレーを評価した。 そして「しかし、遠藤がいつまでバックアッパーを続けるかはまだわからない。アンフィールドの序列では、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズ、ライアン・フラーフェンベルフに遅れをとっている。遠藤はリバプールからの退団を希望しており、彼の短期間ではあるが素晴らしい活躍を考えれば、退団の願いは部分的には叶えられるはずだ。スロットとしては、シーズン途中での退団ではなく、来夏の退団を認めたほうがよいだろう」と遠藤が移籍を望んでいるという前提で、見解を示している。果たして、遠藤は自身のキャリアにおいて、今後どのような決断をくだすのだろうか。
フットボールチャンネル編集部