山イモ堀りに出かけて遭難 72歳男性を崖下で発見 約20m滑落か現場で死亡確認 静岡市清水区の大丸山
1月2日に山芋を掘りに清水区の山に向かい行方不明となっていた72歳の男性が、4日午後1時半頃、警察の救助隊に発見されました。 警察によりますと男性は崖下に転落した状態で、その場で死亡が確認されたということです。 行方不明となっていたのは静岡市葵区に住む72歳の男性です。 男性は2日午前7時頃、友人と山芋をとるため清水区の大丸山(おおまるやま・標高572メートル)に行くと家族に伝えて家を出ました。 友人の男性と合流して山に入りましたが、午後2時頃下山のタイミングとして待ち合わせしていた広場に姿をみせず、友人の男性があたりを探しましたが見つけることはできませんでした。 その日の夜、友人は男性の妻に対して、男性が予定時刻になっても戻ってこなかったと伝えたといいます。 その上で友人は山に慣れていたことから自分1人で探すと男性の妻に伝え、3日午前再び山に入り周辺を捜索しました。しかし発見することはできず、午後になって清水警察署の交番に通報しました。通報をうけた警察も男性を捜索しましたが、発見には至りませんでした。 4日午前7時からは県警の山岳遭難救助隊と清水署の警察官、静岡市消防局の救助隊、それに県警ヘリコプターも出動して捜索活動を続けていました。 その結果、午後1時半頃、捜索していた警察の山岳遭難救助隊員が登山用品や食料を発見し、その下に男性が倒れているのを見つけました。その場で死亡が確認されたということです。 男性は崖下に約20m滑落したとみられていて、詳しい状況を調べています。 16時:記事を追記しました
テレビ静岡