ロシア製旅客機のエンジンから出火、トルコの空港の滑走路が一時閉鎖 乗客乗員は無事避難
トルコ当局は、同国南部のアンタルヤ空港で24日、到着したロシア製の旅客機のエンジンから出火し、火災が起きたと発表した。乗員乗客は全員脱出して無事だった。 この火災の影響で、滑走路が一時使用できなくなった。 トルコ当局によると火災が起きたのは、ロシアのアジムト航空が運航するスホイ・スーパージェット100型機で、乗客89人と乗員6人を乗せてロシアのソチを離陸した。乗員乗客は全員脱出して無事だった。 アジムト航空は、風による揺れを受けて不時着したと発表。ロシア連邦航空局はこの事故について調査中だと発表した。 航空追跡ウェブサイト「フライトレーダー24」によると、この航空機は7年前に製造されたものだという。ロシアは2022年のウクライナ侵攻以降、西側諸国が課した制裁により整備に必要な航空機が不足している。