写真：トラベル Watch

　19のホテルブランドを世界100か国以上で、6500軒以上展開するIHGホテルズ＆リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで8ブランドを約47ホテル展開中だ（2024年9月時点）。今回は、ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎 総支配人の佐藤元昭氏にホテル周辺の魅力を聞いた。 【画像】外観 施設名：ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎 所在地：宮崎県宮崎市青島1-16-1 ――ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎で働くようになったきっかけを教えてください。 　1985年にホテルでの仕事を始め、東京全日空ホテル（現：ANAインターコンチネンタルホテル東京）の開業を経て、全日空ホテルズ（現：IHG・ANA・ホテルズグループジャパン）の本部にて勤務いたしました。2007年にANAインターコンチネンタルホテル東京へのリブランド、大阪・札幌・金沢にてANAクラウンプラザ・ANAホリデイ・インのブランドを経験し、2018年に私自身初めてのリゾートホテルである現在のANAホリデイ・イン リゾート宮崎に着任しました。 ――どんなホテルですか？ 　宮崎県の人気観光地「青島神社」までは徒歩15分の場所に位置し、エレベーターを降りて1分でビーチに出ることができる、太平洋を望む自然に囲まれたホテルです。青島神社は、神話「海幸彦・山幸彦」の舞台でもあり、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇石や亜熱帯性の植物群落に囲まれた、とてもスピリチュアルなスポットです。 　また、スポーツも盛んであり、ホテル前を含めたビーチは国内でも有数のサーフポイントで、世界大会も開催されています。総合運動公園にも程近く、野球・サッカー・ラグビー・陸上競技などのスポーツキャンプのご利用も多くあります。 ――ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎ならではの体験というと？ 　サーファーの聖地であるため、サーフィンを中心にSUP、カヌーなどのウォーターアクティビティを楽しめます。近くには加江田渓谷があり、トレッキングにも最適です。 　また、アクティビティ以外ではずせないのが温泉です。青島の海を眺めながら、天気が良ければ水平線からの日の出も見ることができます。ゆったりとした気分を存分にお楽しみいただけます。 ――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。 　自然に囲まれたホテルの周辺は、癒しを体感するにはどこも最適な場所ですが、イチオシのスポットはホテル前の遊歩道「トロピカルロード」です。ビーチ沿いにあり、散歩・ランニング・サイクリングなどに最適です。また、山側を通る国道沿いを歩いてみると、春は山桜、夏にかけてはホトトギスの鳴き声を聞くことができ、穴場の癒しコースです。 　おすすめの飲食店は、ホテル向かいにある「民宿みさき荘」です。宮崎の郷土料理でもある「チキン南蛮」は絶品で、青島で作られているクラフトビールと一緒に楽しめます。 ――オススメのレストランメニューは？ 　ホテル1階にある中国料理 龍王の「ぶどう豚の桷志田黒酢入り酢豚」です。地元のブランド豚「ぶどう豚」に、お隣鹿児島の桷志田3年熟成黒酢を使用した逸品です。ワインを絞ったあとの果皮や種子を使用したサプリメントを与え、大自然のなかでストレスなく飼育された「ぶどう豚」のジューシーで柔らかな肉質をご堪能いただきたいです。 ――オススメのお土産は？ 　宮崎牛、マンゴー、日向夏、焼酎など、宮崎のオススメのお土産はいろいろありますが、イチオシはなんといっても「ネパールカレー」です！　ネパール人のホテルスタッフが監修したオリジナルカレーで、朝食で提供をしていたのですが、好評につき2024年にお土産としてお持ち帰りいただける商品を開発しました。ホテル館内はもちろんのこと、県物産館や東京にあるアンテナショップでもお買い求めいただけます。