【ジロ・デ・イタリア2024 レースレポート:第7ステージ】ポガチャルが登坂タイムトライアルで完勝、7日目にしてジロを完全制圧か。「ポジティブな意味で、今日の自分の走りには少し驚いている」
「ポジティブな意味で、今日の自分の走りには少し驚いている。ただ自転車の上で本当に調子良く感じたし、それこそが目指してきたこと。トーマスとマルティネスとはもっと接戦になると予想していた。でもハードな1日だったし、それだけハードなTTだったということ」(ポガチャル)
それにしても、いまだ2024年ジロは3分の1しか終わっていないというのに、まるで早々と決着がついてしまったかのようだ。ポガチャルはすでに総合2位に2分36秒という大差をつけてしまった。4位以降に至っては、3分半差とひどく遠い。
「これで少しリラックスしたいところだけど……でもローマまではいまだ遠い。本格的な山岳ステージさえ始まってないんだから。誰もが遠くからアタックを仕掛けてくるだろうし、逃げを試み、機会を虎視眈々と狙ってくるはずだ。だからこの先はレースコントロールが非常に難しくなるだろう。まだなにも終わってはいない」(ポガチャル) 宮本あさか
宮本 あさか
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