大阪・関西万博のリングは8割が完成 万博催事検討会議の大崎洋共同座長らが会見
大阪・関西万博のリングは8割が完成 万博催事検討会議の大崎洋共同座長らが会見
2025年大阪・関西万博催事検討会議の大崎洋共同座長、池坊専好共同座長ら博覧会の関係者は9日、外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見を行い、万博の進捗状況や今後の計画などについて説明した。 【動画】大阪・関西万博まであと1年 催事検討会議の大崎洋・共同座長らが会見(2024年4月9日)
会見には「催事検討会議」の共同座長である池坊専好氏と大崎氏、「2025年日本国際博覧会協会」の副事務総長・高科淳氏と催事局長・武田家明氏らが出席した。 池坊氏は会見冒頭で、同日に第5回の催事検討会議が行われ、公式参加者が行う「ナショナルデー」「スペシャルデー」の受け入れ状況など 万博会場を彩るイベントの進捗状況の報告を受けたことを明かした。
そして「これまでに公式参加者にナショナルデーやスペシャルデーの実施日や会場の内定をお伝えしている。式典のほかに万博ならではの国際色豊かな多様性にとんだ芸術プログラムが連日披露されることとなります」と述べた。
大崎氏は「今回の万博では国内外の多くの方々にイベントを行っていただきます。万博のイベントのテーマは『祭り』であります。祭りという言葉が世界中で使われるようになればいいなと思っております」とあいさつ。「祭りは人をワクワクさせドキドキ興奮させてくれるもの。万博会場で世界中の人たち、子どもさんたちや若い人たちに参加をして体験をしていただきたい」と続けた。
また、会見では副事務総長の高科氏が万博会場のシンボルとされる木造の大屋根リングについて「全長が2000メートルありますけど、そのうち8割ができています。9月にはつながります」と述べていた。