福岡県新宮町の町営「コミュニティバス」が歩行者はねる…80歳代男性死亡「気付くのが遅れた」
福岡県新宮町は23日、町内の「新宮タクシー」が運行している町営「コミュニティバス」が18日に80歳代男性をはねる人身事故を起こし、男性が21日に死亡したと発表した。
発表では、バスは18日午後2時40分頃、福岡市東区和白丘4の国道495号交差点で、横断歩道を青信号で歩いて渡っていた同区の男性と衝突、転倒させた。男性は頭を打ち病院に救急搬送されたが、21日死亡した。バスの乗客3人と運転手にけがはなかった。バスは右折中で、運転手は「男性に気付くのが遅れた」と話しているという。
町は男性の遺族に謝罪。「運行事業者と連携して事故防止策を徹底する」としている。