三幸製菓、米粉を使った柔らかグミ本格展開 テスト展開の手応え受け全国発売 求肥製法によるもちもちとした食感が特長
三幸製菓は、今秋、米粉を使ったグミ「もちきゅあ(mochicure)」を全国発売する。 同商品は、米菓以外の領域にも挑む共創型マーケティングの一環で、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”を展開する「Makuake(マクアケ)」にて発売された米粉の求肥(ぎゅうひ)による食感グミ。 求肥製法によるもちもちとした食感が咀嚼回数を高め満腹中枢を刺激し、少量で満足感が得られるため仕事や家事・育児などのスキマ時間の小腹満たしにも好適となっている。 開発にあたっては、パンや麺類などの他の主食と比べて炊飯に時間がかかるといった米飯のタイムパフォーマンス(タイパ)への不満にも着目した。 「グレープ味」と「ミカン味」の2品を取り揃え、ともに鉄分・ビタミンB₁・クエン酸が摂取できる。 全国発売は、「Makuake」での販売や一部店舗でのテスト販売で好評を博したことを受けた動き。 昨年10月、「Makuake」で限定販売したところ、開始後1日で目標金額達成率115%を記録。目標金額達成率は276%となった。テスト販売については「新潟県の他、関東、中部、九州エリアの一部企業様にご協力いただき半年ほど展開し、ご好評いただいた」(三幸製菓)という。