“崖っぷち”から1軍戦力に…主力クラスへ浮上した選手(4)巨人のドラ1がついに
熾烈な競争が繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年シーズンは苦境に立たされていた選手の飛躍や復活が目立っている。ここでは、今季は正念場と見られていたものの、一軍戦力として活躍している選手を紹介したい。(※今季成績は7月4日時点)
平内龍太(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/99kg ・生年月日:1998年8月1日 ・経歴:神戸国際大付高 - 亜細亜大 ・ドラフト:2020年ドラフト1位 昨季は思うようなシーズンを過ごせず、オフに背番号が「11」から「66」へ変更となった平内龍太。背水の陣で迎えた今季は、ここまで順調なシーズン送っている。 亜細亜大から2020年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーはわずか3試合の一軍登板に終わったが、翌2022年はシーズン途中からセットアッパーに定着。53試合の登板で4勝4敗13ホールド、防御率4.32をマークし、一気に頭角を現した。 ところが、同年オフに右肘のクリーニング手術を行った影響で育成契約に。翌2023年5月に支配下復帰したが、同年は11試合の一軍登板で防御率3.95と不本意な結果に終わった。 それでも今季は、開幕こそ一軍入りこそ逃したものの、5月上旬に一軍昇格。現時点で11試合に登板し、防御率0.69と傑出した数字を残している。 このまま安定した投球を続け、再び勝ちパターンの一角に加わりたい。
ベースボールチャンネル編集部