連休目前!バイク&クルマで行きたい秋の紅葉「感動ルート東日本編」栃木、福島、千葉、山梨、長野、新潟から厳選!!
04.山梨県「清里高原」 ■紅葉の見頃 10月上旬~11月上旬 ■冬期通行止め無し 八ヶ岳の大パノラマと紅葉がコラボ 10月、ダケカンバから始まる清里高原の紅葉は標高差が大きいこともあり、モミジやカラマツなどを長い期間楽しめる。特に人気なのは川俣川に架かる橋で、県道11号の八ヶ岳高原ラインの東沢大橋や県道28号の八ヶ岳高原大橋などは、まるで黄色や赤の世界へ突入していくかのような迫力だ。いずれの橋のたもとにも駐車場のある展望所があり、雄大な八ヶ岳とのコラボが楽しめる。 05.長野県/新潟県「長野県小谷~新潟県妙高エリア」 ■紅葉の見頃 9月下旬~10月中旬 ■冬期通行止め 笹ヶ峰高原周辺:11月中旬~ 林道妙高小谷線:11月下旬~ 色彩のすばらしさはまるで別世界 背後に野尻湖や斑尾(まだらお)の山々を遠望しながら、急峻な山肌に造られたスキー場のゲレンデをつづら折りで上る新潟県県道39号は、やがて道の傾斜を緩やかにしながら峠を越える。そこに現れるのは、盆地状になった笹ヶ峰一体に密集することなく適度に間隔を空けて伸びる大木の姿。加えて妙高や火打といった山々の裾野を染める鮮やかな紅葉の色彩は、まるでそこが桃源郷かのような思いを感じさせるほど。県道はやがてダートとなって長野県側へと抜けるが、自然災害の影響を受けやすく通り抜けられればラッキー。長野側の小谷エリア、雨飾山周辺ではブナの原生林をはじめとする豊かな自然を彩る美しい紅葉が出迎えてくれる。 レポート●廣瀬達也 編集●上野茂岐 *当記事は八重洲出版『モーターサイクリスト2021年11月号』の記事を再編集・再構成したものです。