【徹底比較】100均vsキャベピィMAX!!ダイソー商品と価格差7倍「ののじ」の“キャベツピーラー”を比べてみた
100均ピーラーは18g
そして「オールステンレスキャベツピーラー」も試してみます。条件は同じです。また、「キャベピィMAX」ですでに削ったキャベツを使うと条件が異なりそうなので、別に1/8カットにしたキャベツを用意してテストしました。 使う前から、ある程度予測はしていたのですが、「オールステンレスキャベツピーラー」の刃先は、刃物というよりもジャガイモに使うピーラーレベルなので、思ったよりもキャベツに刃先が入っていきません。 また「キャベピィMAX」は刃先がギザギザしているのでキャベツの表面にうまく引っかかるのですが、「オールステンレスキャベツピーラー」はこれがうまくいきません。さらに切れ味が悪いので、千切りキャベツを削るためのより強い力が必要です。 使用感は圧倒的に「キャベピィMAX」に軍配が上がります。さらに削れた千切りキャベツの量は18gでした。「キャベピィMAX」が28gですから約1.6倍。ののじ比の2倍まではいっていないもののそれなりの結果といえるでしょう。
できあがった千切りキャベツの品質も比較してみた
同じ手間での仕事効率が1.6倍という結果だったのですが、できあがった千切りキャベツの品質と味もみていきます。「キャベピィMAX」で削った千切りキャベツの写真、そして「オールステンレスキャベツピーラー」でのもの、そして2つを並べた写真を用意しました。 現実はかなり厳しい結果といわざるを得ません。「キャベピィMAX」で削った千切りキャベツは、かなりしっかりと千切りキャベツになっています。長さもしっかりしていますし、キャベツの切断面もさほど潰れておらず、千切りにならず破片のようになったものも少ないのです。
これに対して「オールステンレスキャベツピーラー」で削った千切りキャベツは、全体的に短く、千切りというには長さが足りません。また切断面も潰れており、あまりおいしそうにはみえないのです。さらに千切りになっていない破片のようになったキャベツの量が多く、これを取り除くと、できあがっている千切りキャベツの量はもしかすると2倍の差があるかもしれません。 最後にそれぞれを試食してみたのですが、「キャベピィMAX」のものもとんかつ屋さんのそれと比べると、さすがに劣りますが、筆者が刻むよりははるかにマシ。パック販売されている千切りキャベツよりもおいしいのではないでしょうか。 これに対して「オールステンレスキャベツピーラー」で削った千切りキャベツは、短く、切断面が潰れているためか、ふんわり感がなく、食感も悪いのです。時折、こういうレベルの千切りキャベツを付け合わせにしている食べ物屋さんに当たると、それだけで筆者はテンションが下がります。