村上宗隆の雄姿は今年で見納めか？

　ヤクルトの村上宗隆内野手（24）が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉し、現状維持の6億円でサインした。会見で「日本でやる最後のシーズンになる。優勝してしっかりした成績を残すことだけ考えている」と来オフのメジャー挑戦を明言した。球団からは2025年シーズン終了後に、ポスティングシステムでのメジャー移籍を認められていた。 　25歳未満の海外選手がメジャーへ移籍する場合、マイナー契約しか結ぶことができない「25歳ルール」が改正されれば今オフの移籍の可能性もあったが、1年待つことになった。「あと1年ヤクルトでやると決めた以上、優勝に導くことだけを考えている」と誓った。 　村上の発言に米メディアは反応。FOXスポーツは公式X（旧ツイッター）に「村上宗隆は2025年が日本で最後のシーズンと発表した。彼は2026年にMLBチームと契約することを目指している」と速報。CBSスポーツ（電子版）は「日本の強打者村上宗隆がMLB移籍の意向を示唆。2025年がNPBシーズン最後のシーズンと発表」と報じ、「2022年に141試合で56本塁打を放ち、王貞治の日本人選手としてのシーズン本塁打記録を破った」と紹介した。米ポッドキャスト番組ファウルテリトリー公式Xも「日本のスーパースター村上は2025年が日本で最後のシーズン。24歳の彼は7シーズンで241本塁打（二軍17本含む）放った」と伝えた。来オフの米移籍市場で主役の予感だ。