「璃来ちゃんしか、きっと…」木原龍一が照れ笑いした“ある質問”…復活優勝、りくりゅうの演技はこう変わった「恥を捨てよう、と話し合った」
10月18日からテキサス州アレンで開催されていたGP開幕戦スケートアメリカで、三浦璃来&木原龍一が本大会に3年ぶりに出場し、初優勝をきめた。過去2年間怪我で苦しんだ彼らが国際大会で優勝したのは、2023年世界選手権以来のことだ。 【美写真】演技直後、三浦が木原の頬をそっと両手で撫でて…復活優勝の瞬間、りくりゅうが見せた表情は?イメージがガラッと変わった新プログラムの様子もたっぷりと。この記事の写真を見る。 「2年ぶりにGPシリーズに出場することができて、久しぶりに優勝することができて心から嬉しく思いました」と木原は感想を口にした。 今季のもっとも大きな目標は、「二人で怪我無く1シーズン終えること」だという。 だがもう一つ、誰もが気が付いた目標を二人は設定していた。過去のスタイルから一新して、イメージチェンジをはかることである。
“新しいスタイル”のプログラムを披露
ゆったりしたメロディにのった伸びやかな滑りと自然な笑顔がトレードマークだった二人だが、今季のプログラムはスタイルが違う。これまで毎年ブルーノ・マルコットコーチの姉、ジュリー・マルコットが振付を担当してきたが、今季はSP、フリーともに新しい振付師に作品を依頼した。 「過去何年か、そろそろ新しいスタイルに挑戦したらどうかという意見を周りからもらっていたんです。でも物事が順調な間は、変えるのは難しいものです」とマルコットコーチ。「でも昨年は色々なチャレンジがあったので、今季は新たな方向性を打ち出すことにしたのです」 SPを担当したシェイリーン・ボーン、フリーのマリーフランス・デュブレイユともカナダ人で、マルコットコーチにとっては現役時代からの親しい仲間だった。だがこの二人に決めたのは、三浦と木原の三人で話し合った上でのことだったという。 「二人とも素晴らしい振付師だし、新しいスタイルを探しているのでSP、フリーと違う振付師に頼むのが良いと思ったんです」とマルコット氏。
木原の思い「璃来ちゃんしか僕のパートナーは…」
シェイリーン・ボーン振付によるSPは、ローリング・ストーンズの「黒くぬれ」をアレンジした曲。笑顔ではなく「ミステリアス」な雰囲気を醸し出すよう心掛けているという。木原は「宗教的じゃないんですが……」と前置きした上で、シェイリーンから与えられたテーマは輪廻であることを明かした。 後半のステップの部分は「生まれ変わるときに、(それまで)一緒にいた人とは一緒に生まれ変わってこない。それでも僕たちは、いろんなものが邪魔してくるんですけど、それと戦いながら、一緒に生まれ変わるために走り抜けている。払いのけている、戦っている、生まれ変わるために突き抜けていく。そういうイメージです」 実際に二人は、生まれ変わってもまた二人で組んで滑りたいと思っているのか。そう聞くと、木原は少し照れ笑いをして、「そうですね。璃来ちゃんしかきっと僕のベストパートナーはいないので」と答えた。
【関連記事】
- 【美写真】演技直後、三浦が木原の頬をそっと両手で撫でて…復活優勝の瞬間、りくりゅうが見せた表情は?イメージがガラッと変わった新プログラムの様子もたっぷりと。この記事の写真を見る。
- 【あわせて読みたい】「今思えば…無謀な計画でした」三浦璃来&木原龍一“りくりゅう”が明かす苦難のリハビリ秘話「ニタニタは止めてもらいたいです(笑)」の真意とは?
- 【新星】“りくりゅう先輩”がきっかけに…日本ペアの新星、長岡柚奈19歳&森口澄士22歳が成長中!「隣に信頼してる人がいる」結成2季目の関係性
- 【人気】「真央ちゃんがこんなに…」浅田真央が初出演、高橋大輔との共演で思い出した“10年前”…なぜフレンズオンアイスは「特別なショー」になったか
- 【衝撃】「え、こんなに筋肉が…」りくりゅう&かなだいの“肉体改造”…シングル時代と比較したらスゴかった「木原は体重20キロ増」「高橋の1日4食生活」