無所属の会・岡田克也代表が定例会見(全文1)疑惑追及は野党が協力すべき
「無所属の会」と言わないと困るような事情があるのか
FACTA:『FACTA』の宮嶋です。この会見でも岡田さんはわが党、わが党と民進党をおっしゃっているわけですね。それで国会始まってみると、無所属の会というのが国民的にはいかにも分かりにくい。で、党籍があるから、もちろん政党助成金も得るわけですから、無所属の会という名前でやらないと有権者を裏切るというような論理になるのか、やはり民進党衆院クラブとか、私はそこら辺がよく分からないんですけれども、そういうふうに言わないと、無所属の会と言わないと困るような事情という議員の方が何人がいるということなのでしょうか。どうしてもっと国民に分かりやすくやらないのかというのを伺いたいなと。 岡田:まず政治家にとって選挙をどういうふうに戦ったかって非常に大きなことなので、われわれ無所属で戦ったことは間違いありません。どこの党の公認も推薦もなしで戦っています。そういう意味で素直に考えれば無所属の会ということになるわけですね。先ほど言いましたように、しかしわれわれは民進党籍があるし、民進党の衆議院における会派と、そういう位置付けでもあります。そのことははっきり申し上げておきたいと思います。 ただ選挙区において、やっぱり自分は無所属で、私は今回は無所属という言い方をしたのですね、地元ではですね。つまり無所属でないと民進党から出れませんでしたので。ただ人によってはやっぱりどの党の応援ももらわない、無所属でありますとか、いろんな言い方をされている方もいらっしゃいます。それから13人の中には党籍を離脱された方もいらっしゃいます。そういうことを考えると当面は無所属の会という名前が適切かなというふうに思っています。ずっとこの名前でいくかどうかっていうのは分かりません。皆さんと相談しながら決めていきたいというふうに思います。 記者2:フリーランスの宮崎信行です。今の件ですけれども先日の両院議員総会で、福田昭夫さん、議員運営委員ですけれども、提案ということなのでしょうが、通常国会から民進党無所属の会にしたらいいというふうな趣旨をおっしゃったかと思いますけれども、会派代表としてのお考え、いかがでしょうか。 岡田:いろんな意見があるのは分かりますけれども、会派代表としては会派をまとめていかなければなりませんので、そういう意味で私は今のことを申し上げているわけです。