久保建英 レアルが復帰を〝再検討〟の裏事情「アジア市場で商業的に大きな影響力」
スペイン1部レアル・マドリードが同1部レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(23)の復帰を検討しているのはアジア戦略の一環でもあった。 Rマドリードはケガ人続出と、フランス代表FWキリアン・エムバペがチームにフィットできず低空飛行が続き、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で1次リーグ敗退の危機に直面するなど、苦境に立たされている。そんな中、スペインメディアはRマドリードが問題解決のために「久保の復帰を検討している」と報じ、再び周辺が慌ただしくなっている。 Rマドリードは久保がRソシエダードから再移籍する際、移籍金の50%を受け取れる契約のため、安価(3000万ユーロ=約47億1000万円)で獲得できるメリットがある。しかし、復帰を望む理由は他にもあった。 同国メディア「Realmadrid Exclusive」は「日本人は競技のパフォーマンスだけではなく特にアジア市場において商業的にも大きな影響力を持っている」と指摘。〝ジャパンマネー〟への期待もあるという。 同メディアは「3000万ユーロという価格よりも久保はマーケットの機会となる。彼の復帰はチームを強化するだけではなく、将来の戦略的な投資にもなるだろう」と商業的なメリットを強調し「Rマドリードからの関心は本物だ。久保は移籍市場でサプライズ補強となる可能性がある」と報道。名門クラブにとってピッチ内外の〝補強〟となりそうだ。
東スポWEB