【RIZIN】王者堀口恭司がズールーに執念のパウンドで初防衛「しょっぱい試合ですいません」
<RIZIN:DECADE大会>◇31日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ 後半パート「RIZIN49」のセミファイナル(第13試合)でフライ級王座戦(MMAルール5分3R、57キロ)が行われ、王者・堀口恭司(34=アメリカン・トップチーム)が、挑戦者エンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)を退けて初防衛を果たした。 【写真】マウントをとり、ズールーにパンチを打ち込む堀口恭司 堀口は1、2Rともに終盤にパンチを浴びてグラつく場面があり、決して楽勝ではなかったが、3R終盤のパンチの応酬からズールーをグラウンドに引き込み、最後は執念のパウンド連打。もう少しでTKO勝ちというところまでズールーを追い込み、判定3-0で初防衛を果たした。 堀口はマイクで「すいません、みなさん、大みそかにしょっぱい試合をしてしまって。ですが、ここに集まっていただきありがとうございます。本当にいつも力をもらってます。本当はKOとか一本で勝って、上を目指していきたかったんですけど、しょっぱかったんで。もっと精進してきます」と反省を口にした。 堀口は25年の目標に「UFC復帰」を掲げる。現UFCフライ級王者パントージャは同じATT所属だが、堀口の挑戦を受ける意思はあるという。堀口の今後の動向に注目が集まる。