快適通勤プロモーション協議会(全文1)満員電車は当たり前か?「時差Biz」
積極参加の企業など「松本零士賞」で表彰
そしてまた都では公共データのオープンデータ化を推進しているところでございまして、快適通勤を促進する上で鉄道事業者の皆さまが所有しておられるデータをオープン化していただく、それによってよりこの通勤がしやすい、そのようなアプリなどに発展していけばと、このように考えております。また時差Bizに積極的にご参加いただきました企業、団体の皆さまへの表彰制度も検討をしてまいります。 今年度の取り組み状況を踏まえまして、表彰をいたしまして、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会までの継続的な取り組みとして発展ができればと、このように考えております。表彰の制度でございますけれども、『銀河鉄道999』などで知られる松本零士さんにもご協力をお願いいたしました。松本零士特別賞の創設など、工夫を凝らしていきたいと考えております。
テレワーク推進センターを飯田橋に設置へ
さて2020年の東京大会まであと3年となりました。ちなみにロンドン大会におきましては、観光客が急増することによって公共交通の混雑をすると、そのための予測を踏まえて、多くの企業がテレワークによる勤務を徹底し、レガシーというと会場問題の方にいきがちですけれども、見えないレガシーとしてこのテレワークが定着をしたというのがロンドン大会の特徴ともいえます。 私は時間、そして場所にとらわれずに仕事ができるテレワークをしっかりと推進をしていきたいと。そのためにも東京における働き方改革の起爆剤として、東京テレワーク推進センターを飯田橋に7月中に設置をすることといたしております。今後、国との連携によりましてテレワーク導入に関しますさまざまなサービスをワンストップで提供して、皆さんに体験していただこうと、このような考え方でございます。 また7月24日には、国でテレワーク・デイを開催すると、このように発表されておられます。7月24日っていうのは2020年7月24日が東京オリンピックの開会式が行われる、その日でございます。で、この7月24日にテレワーク・デイを開催することによって、快適通勤ムーブメントの参加企業、そしてテレワーク・デイの参加企業の相互参加などによりまして、都民そして国民の皆さま方の働き方に関します意識を変える、まさしく大きなムーブメントを起こしていきたいと考えております。 結びに当たりまして、この協議会の開催に当たり多大なるご協力をいただきました関係者の皆さまに厚く御礼を申し上げるとともに、快適通勤ムーブメントの成功を祈念いたしまして私のごあいさつとさせていただきます。早朝からのご参加、誠にありがとうございます。