快適通勤プロモーション協議会(全文1)満員電車は当たり前か?「時差Biz」
7月に2週間「快適通勤ムーブメント」実施
こうした社会を実現するための取り組みといたしまして、私は多くの方に快適な通勤を実感してもらうために快適通勤ムーブメントを提唱いたしております。そこで今年度は7月の11日から25日までの約2週間、この快適通勤ムーブメントを実施してまいります。このムーブメントを成功に導くためには企業、そして鉄道利用者の皆さまに同じ意識を持っていただいて、一斉に取り組みを進めていくことが肝要でございます。 私、環境大臣の際に例の「クールビズ」を2005年、始めました。あのときも経団連の皆さま、そのときはトヨタの奥田さんが会長でいらっしゃいましたけれども、奥田会長、自ら始めていただいて、そして経団連各社の方々にもご協力いただいて「せーの」で始めたからこそ定着したわけでございます。今日は東商の皆さま方がおそろいでございまして、この快適通勤ムーブメント、「せーの」でやろうではないかと本日、集っていただいているかと存じます。ぜひとも企業の皆さま、鉄道利用者の皆さまにも、こういった同じ意識を持っていただいて一斉に取り組みを始めて進めていく。その一体となるように共通のロゴを考えてみました。クールビズならぬ「時差Biz(ビズ)」でございます。ちょっとここで、この取り組みの意義をまとめた動画を作ってみました。ご覧いただきたいと存じます。 (動画が流れる) 小池:ということで、「朝が変われば毎日が変わる」というキャッチフレーズでこの快適通勤Bizを始めて、時差Bizを始めてまいります。協議会にご出席いただきました企業の皆さまにおかれましては、今後とも他の企業のモデルとして快適通勤に資する取り組みをさらにお進めいただきますようによろしくお願いを申し上げます。また鉄道事業者の皆さまには、例えばオフピーク通勤に協力してくれた方にポイントがたまるキャンペーンの実施や、混雑状況の見える化など、快適通勤に向けたさまざまな取り組みを進めていただくことを期待いたしております。