ドーリーフェイスの下はバッキバキ!25歳インストラクターが衝撃の筋肉美ボディでコンテスト2冠
「スポーツ・医療学科専攻の大学に通っていて進路をインストラクターに決めたため、『真剣にお客様に向き合うには自分が一番頑張らねば』とトレーニングを始めたのがボディメイクのきっかけです」 【写真】セクシーな筋肉美!久田由衣さんのステージショット
6/1(土)、夏の似合う筋肉美男女の祭典、サマー・スタイル・アワードの名古屋予選&ROOKIE CHALLENGE CUP名古屋予選において、最も筋量が必要とされるベティ(ビキニ)部門で新人戦優勝から部門総合優勝まで一気に駆け上がる衝撃デビューを果たした久田由依(ひさだ・ゆい/25)さん。 「トレーニング歴は5年目で、ただただ筋トレが大好きでほぼ毎日通っていた結果、その延長線上で大会出場という選択をしました」 現在は総合型ジムでマシン、フリーウエイト、スタジオレッスンまで幅広くコーチングを行う久田さんは、大会出場前にも自身の身体で様々なトレーニングや栄養管理を試してきたという。そのなかで最も効果的だった方法を聞いた。 「増量期はお米(糖質)を中心に好きなものをとにかくたくさん食べ、重量を追いまくることが一番筋肥大に繋がりました。とったエネルギーを全投入し、ダブルスプリット(同日に2回のワークアウトを行う方法)もしてとにかく全力で鍛錬することですね」 「減量期はエネルギーが減り怪我のリスクを減らすため丁寧に、オフを定期的に挟んで身体を整えながら慎重にトレーニングします。また、自分の体質ではたんぱく質を減らす方が体重に不具合が出ることが分かったため、必ず体重×2gは減量末期でも摂取するようにしていました」
実体験を伴って指導したいという熱意からケトジェニックや大会無参加でも増量・減量を経験してきたため、実際の出場でも身体作りに不安はあまり感じなかったという。「ポージングだけは改善の余地しかない」と笑うが、新人とは思えない肉体美で会場を大いに沸かせた。 「元々、大食いですごい量を食べるんですが、減量になるとスイッチが入って節制も平気になります。普段は鶏胸肉、おもち、白米で最後はカボチャで絞りきり、週に1回ご褒美に鮭を食べるのが楽しみです。仕事で身体をたくさん動かすので、何を食べても美味しく感じるというのは大きいかもしれません」 今回の優勝でプロカードを手にし、12月のプロ戦への切符も手にした久田さん。「さらに進化した姿を見せたい」と、とどまることを知らない熱意で旋風を巻き起こすこと必至の注目選手の誕生である。
取材:にしかわ花