【MLB】レイガンズの好投でロイヤルズ4連勝 ワイルドカード3位に肉薄 Rソックス・吉田は出場無し
【ロイヤルズ6-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
日本時間7月13日、ロイヤルズは敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス3連戦の初戦に6対1で勝利。エースのコール・レイガンズが7回1失点7奪三振の好投を見せ、さらにボビー・ウィットJr.らの本塁打などで打線も6点を援護した。好投のレイガンズは6勝目(6敗)。対するレッドソックス先発クーパー・クリスウェルも6回5失点2自責でクオリティ・スタートをマークしたが、4敗目(3勝)を喫した。レッドソックスの吉田正尚は出場が無かった。 【動画】 ロイヤルズ・レイガンズの7回1失点の好投(MLB.com) 初回にロイヤルズは4番サルバドール・ペレスの犠牲フライで幸先良く先制。さらに2回にも1番アダム・フレイジャーと再びペレスのタイムリー、そして3番ビニー・パスカンティーノの犠牲フライで4点目を加える。ロイヤルズ先発のレイガンズは2回に8番セダン・ラファエラのタイムリー二塁打で1点を返されたが、それ以外は危なげない投球を披露。160キロを超える豪速球も持ち味のレイガンズだが、今日は変化球主体の投球でレッドソックス打線を寄せ付けなかった。5つの球種で23個の空振りを築き上げ、7回をわずか4安打に抑える好投だった。 レイガンズの好投に応え、ロイヤルズ打線は4回にウィットJr.の16号ソロ、8回にもMJ・メレンデスの11号ソロでダメ押し。そのまま6対1で逃げ切った。これで4連勝となったロイヤルズは、ワイルドカード3位のレッドソックスに勝率1厘差、ゲーム差無しに肉薄。今年初めてオールスターに選出されたレイガンズは、MLBで5番目に少ない平均3.28点の援護しか受けていなかった。ただ、今日のように支配的な投球を続けるレイガンズに援護が向くようになれば、ロイヤルズもさらに勢いづくだろう。 レッドソックスの吉田正尚は、左投手のレイガンズが先発ということもあって出場が無かった。