傷だらけだった外猫を保護したら「こたつ引きこもり猫」に!? 風太くんが人を信じるようになるまでの3年間
旦那さんとのお喋りを楽しむ穏やかな日々
風太くんは現在、10匹の同居猫と生活中。人間に甘えることや自分の意志を訴えることを覚え、マイペースな日々を送っています。 「我が家の子たちは臆病で神経質な子ばかりなので新入り猫ちゃんは威嚇され、受け入れるまでに時間がかかるのですが、風太は同居猫に一度も威嚇をし返しませんでした」 大家族であるからこそ、飼い主さんは爪研ぎやトイレ、水飲み場を多く設置し、一部のクローゼットも開放するなどして、猫たちが少しでも快適に暮らせるように工夫しています。 風太くんが好きなのは、旦那さんとのお喋り。その光景を見るたび、飼い主さんは「私が呼んでも返事すらしてくれないのに…」と、嫉妬をします。 「エイズキャリアだし、年齢も不明なので、あとどのくらい一緒にいられるか分かりませんが、のんびりマイペースに少しでも長くニャン生を過ごしてくれたら嬉しい」 たくさん傷つきながらも、優しい性格のままでいてくれた風太くん。ありのままで愛される穏やかな日々が、これからも長く続きますように。 (愛玩動物飼養管理士・古川 諭香)
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