ヴィトール・ロケ、半シーズンで終わったバルセロナ時代を振り返る「困難だった。違う扱い方をされると思っていた」| ラ・リーガ
今夏にバルセロナからベティスへと移籍したブラジル人FWヴィトール・ロケ(19)が、バルセロナでの半シーズンを振り返った。スペイン『アス』がコメントを伝えている。 バルセロナは2023年6月、アトレチコ・パラナエンセに移籍金3000万ユーロ(+インセンティブ3000万ユーロ)を支払いヴィトール・ロケの獲得を内定させ、先の冬にチームに加えた。しかしながら出場機会をほぼ与えることなく、今夏にはサラリーキャップの問題もあって、ほぼ戦力外同然の扱いでベティスにレンタル移籍(買い取りオプション付き)させている。 U-20ブラジル代表の試合に参加したヴィトール・ロケは、わずか半シーズンで終わったバルセロナでの日々について、大きな失望を感じていたことを明かしている。 「少し困難だった。何度かチャンスは手にしたけど、考えていたような形じゃなかったんだ。もう、僕の頭はスッキリしている。今はベティスに集中しているし、代表のユニフォームを再び着られたことについて、神様に感謝をしているよ」 「全体的に困難だった。僕はもっと違う形があるのかと思ったんだ。自分の扱い方も、プレーのさせ方も、首脳陣の僕に対する話し方もね。でも、もう過ぎたことだ。今はベティスでチャンスを得られたことに満足している」 ヴィトール・ロケは、精神的なケアを受けてきたことも明かしている。 「ずっと精神科医のセラピーを受けてきた。16歳の頃からなんだけど、壁にぶつかったとき、いつも僕の助けになってくれたんだ。今だって僕のことを支えてくれている」 「ここでは語らないけど、なぜあんなにも様々なことが起こったのか、理解するように努めたんだ。とにかく、ベティスは僕を歓迎してくれた。あそこにいられること、プレーするチャンスを与えられたことに満足しているよ」